あたしの弟は魔王サマ!? −番外編−

あたしの弟は魔王サマ!? −番外編−

 宰相閣下の優雅な一日は、日の出と共に始まります。
山の端に太陽の頭が少し出たのと同時に、パチッと目を開ける様は、まるでからくり人形のようですが、閣下はまだ独身でいらっしゃるので、その恐ろしさに気づく者は他にいません。
節約をむねとする宰相閣下でいらっしゃいますから、朝の身支度などは、当然全てご自身でなさいます。
ちなみに朝餉は専属の料理人が腕を振るうのですが、パンだけは毎日閣下が前の晩から準備をして焼かれるのだそうです。
そのパンは魔王陛下の食卓にまで並びます。
閣下付きの料理人がそのパンの製法を、どうにかして会得した暁には、そのパンを売ってぼろ儲けしようと企んでいることを閣下はご存知ありませんが、まあ、それはどうでも良いことでしょう。
それほど閣下がお作りになるパンは、美味しいということです。



さて、閣下が朝餉を終えられて執務室に向かっておられると、広い廊下の向こうから、もの凄い剣幕でやって来る人影がありました。
その人物は閣下の姿を認めると、怒鳴りながら駆け寄って来ます。
「あっ! 居た居た。ちょっと兄さん! アレ、どうにかしてよ!」
「……お早う」
朝っぱらからうるさいのが来たな、と閣下はお思いになりますが、とりあえず朝の挨拶をなさいました。
しかし相手は駆け寄って来るなり、いきなり閣下の胸倉を掴んで前後に揺さぶります。
「兄さんから厳重注意してよね! ホント嫌なんだから!」
「止めろ」
閣下は相手を刺激しないように、やんわりとその手を外し、ため息を一つついて、だいぶ背丈の違う人物を見下ろして仰いました。
「挨拶をされたら、返すのが礼儀だろう」
「おはよう! つかホント聞いてよ兄さん!」
兄さん兄さんと呼ばれていますが、彼女は閣下の妹ではありません。
それどころか、外見ならば父娘ほども離れています。
ついでに実年齢で言えば、確実に数十世代は違うでしょう。
まぁ、人間年齢換算では、ですけれどね。
「まったく。少しは落ち着いて話したらどうなんだ、チトセ。
また陛下が何かなさったのか?」
チトセさんは不機嫌な顔を崩さずに頷きました。
そして地獄の亡者がうめいているような低い声で訴えます。
「朝起きたら隣で寝ていやがった」
「……そ、そうか……」
閣下はすっと目をそらされました。
こういう時にどんな言葉をかければ良いのか、分からなかったからです。
それは娘に初めて彼氏が出来たと聞かされた父親の反応に似ていなくもないですね。
しかし閣下の態度を見て、どんな想像をしたのか気づいたのでしょう。
チトセさんはむっつりとしながら言いました。
「ちょっと、変な想像しないでよね。まだヤられちゃいないってば」
「……頼むからもっと婉曲な表現で言ってくれ」
「何言ってんの。もう五百五十近いクセに」
はん、とチトセさんに鼻で笑われてしまいました。
閣下は大きなため息をついて、首を振ります。
「私にどうしろと言うんだ」
「だ・か・ら、どうにかしろっつってんの。具体的に言えばアレをあたしの視界に入れないようにして」
「出来ると思うか?」
「やってよ」
「この間教えたまじないはどうした?」
「一応あれでも魔王陛下でしょ。んなモン役に立ちゃしない」
その切り捨てるような口調に、自分も役立たずといわれたようで、閣下はこっそり傷つかれました。
「しかし、何故そこまで陛下を嫌う? チトセは顔が良い男が好きなのではないか」
閣下は理解出来ないという風に、首を傾げます。
チトセさんが不細工などうでもいい男の名前は、すぐに間違えたり忘れたりするくせに、顔が良い者の名は、どんな複雑な名前でも一度で覚えるということをご存知だからです。
そして魔王陛下は比類なきお美しさを誇る御方。
美形好きと自他共に認めるチトセさんが、何故陛下を厭うのか理解に苦しむ所です。
チトセさんは「あのねぇ」とため息をついてから言いました。
「言っとくけど、あたしは目の保養として美形が好きなの。男女問わずね。
別に面食いってワケじゃないんだよ。だから付き合うなら別。
大体近くにあんなキラキラしたヤツがいたら、あたしが余計にかすむでしょ。
あとすぐにベタベタしてくるトコが嫌。はっきり言って、うっとうしいんだよね。
小さい時はまだ可愛げがあったけど、今はカケラもないしさ。
人のベッドに勝手に入ってくる神経なんて、絶対理解出来ないし、したくもないよ。
ここがアメリカだったら、絶対に訴えてやる、ストーカーとしてな。
で、半径何百メートル以内に近寄っちゃいけないって判決出してもらいたい。切実に。
まぁ、他にも色々とあるけどさ、つまりはタイプじゃないってコト。分かった?」
「あ、あぁ」
びしっと鼻先に指を突きつけられ閣下は、女の容赦のなさを改めて思い知った気がなさいました。
「……で、当の陛下はどこにいらっしゃるのだ?」
気を取り直して、閣下はチトセさんにお尋ねになります。
チトセさんは肩をすくめて答えました。
「さぁ? とりあえずベッドから蹴落として、着替えるからって追い出して、ドアから出たらまた面倒なことになるから、こっそり窓から飛び降りて来からさ」
こちらに来て一年になるチトセさんも、だいぶ魔力の制御方法を覚えてきたみたいです。
しかしその主な用途は、魔王陛下から逃れるためのようですが。
「あ、チトセ。 こんな所に居たの?」
噂をすれば、なんとやら。
魔王陛下がチトセさんのやって来た方からやってらっしゃいます。
それを見たチトセさんは、
「げっ、じゃあ兄さん、あとよろしく!」
と言い残して、一目散に反対方向へ駆け出して行きました。
それを見送った閣下は、腹を決めて振り返りました。
そこには、先ほどからバチバチどころか、グサグサと刺さるような殺気を醸し出している魔王陛下のお姿がありました。
「お早うございます、陛下。今日もいい天気ですね」
会話に困った時には、天気の話題を出せばいいのです。
しかし残念ながら会話の奥の手は、陛下に通用しませんでした。
「お早う、ジュトー。ねぇ、一つ聞いてもいい?」
「何でございましょう」
「どうしてチトセと話していたの?」
陛下は笑っていらっしゃいますが、目は全く笑っていません。
大抵のことでは動じない閣下も、背中に嫌な汗が流れるのが分かりました。
「いえ、たいしたことではございません。偶然会って、朝の挨拶を交わしていただけですので」
「ふぅん。ここはチトセの部屋から大分離れているけれどね。仕事場に行くにも通らないでしょう?」
「そういえば、そうでございますね。散歩でもしていたのではありませんか?」
一時は焦ったものの毎度のことなので、閣下はすっかり立ち直してとぼけます。
亀の甲より年の功。
宰相なんぞを長年やっていると、面の皮も厚くなるというものです。
まぁ、こうして朝のひと時は過ぎて行きました。



しかし、閣下の一日はまだ始まったばかりです。
この程度では終わりません。
魔王陛下は政(まつりごと)に私情を挟むようなお方ではありませんが、休憩時間には、閣下の淹れたお茶を飲みつつ、愚痴をこぼされることもあります。
「ねぇ、ジュトー」
「はい?」
「どうしてチトセの職場は、執務室(ここ)の近くではないのだろうね」
この一年近く、毎日のようにくり返されてきた陛下の問いに、閣下は内心(またか)と思いつつ、お答えになります。
「この城内で空いていて、且つチトセに合った職場がたまたま書庫だっただけでしょう」
「……僕の秘書官でも良かったのではない?」
実は閣下も陛下から圧力を受けて、チトセさんに秘書官にならないか、と打診をしたのですが、彼女は、
『はっ、冗談じゃない。あんなのと四六時中一緒にいたら、絶対神経持たないって』
と言って、頑として首を縦に振らなかったのです。
しかしそんなことを陛下に言えるはずもなく、閣下はもっともらしい理由をでっちあげました。
これも毎度のことですから言い慣れたもので、すらすらと出てきます。
「秘書官は足りておりますよ。それに書庫係も秘書官と同じくらい、大事な役目でしょう。
今までの書類を全て保管しているのですから。
チトセが提案した書類分別法で、かなり書類が探しやすくなったと評判ですよ」
後半は本当のことです。
チトセさんとしては元いた世界で学んだことを、応用しているだけらしいのですけれどね。
閣下はまだ不満そうにしている陛下を軽く無視して、ご自分の仕事に戻られます。
何しろ仕事は山ほどあるのですから、いつまでも陛下のお相手ばかりはしていられません。
「じゃ、さっさと片付けて、僕の方から行こうかな」
悪巧みを考えついた子どものように笑う陛下に、新たな嵐の予感を感じ閣下はそっと目を閉じました。
(……頑張れ、チトセ)
心の中で哀れな、それでもたくましい教え子に声援を送り、そして自分にもきっと回りまわって被害が及ぶだろうことを予想し、閣下は嘆息なさるのでした。



幸薄い、ないすみどるな閣下の唯一の楽しみであり、息抜きなのが、午後のお菓子作りです。
服を汚さないように前掛けをつける姿は年季が入ってらっしゃいます。
しゅっと紐を結ぶ様子など、奥様方がご覧になったら鼻血ものですよ?
今日はこの間、チトセさんが作ってみせた、ぷりんというお菓子を作られるようです。
ただし、チトセさんが元いた世界とこちらとでは、食材に違いがあるので、まったく同じもの、というわけには、いかないのだそうです。
さて、用意する材料は、キテンフォーの乳、同乳を濃縮した生くりーむ、グレンフィビスの卵、お砂糖、ベベラの実から抽出されたえっせんす、ウーゼン酒です。
ちなみにチトセさんはそれぞれを、キッチンブラボー、べレッタヒッピー、ゴモラ、ウーロン、と呼んでいました。
どういう耳をしているんでしょうね、彼女は。
覚える気があるとは思えません。
まぁ、それはさておき、閣下の特技として、一度作られたお菓子の作り方は絶対に忘れない、というものがありまして、今回も書付など見ずに、手際よく作られております。
その脇で数人の若い料理人見習いたちが、熱心に見学していました。
そう、閣下は彼らの尊敬対象、お菓子作り界の星なのです。
おそらくお菓子作りにおいては、閣下の右に出る者はいないことでしょう。
何せ、年季が違いますからね。
人間の何十倍も長生きの閣下が蓄えた作ることが出来るお菓子の種類は、実に数千種類とも数万種類とも言われています。
古今東西の菓子を作り続け、腕を磨き、たまに新作を発案する、閣下のお菓子への飽くなき情熱は、今すぐ宰相を辞めて菓子職人になってしまえばいいのに、と思われなくもないほどです。
しかし閣下が辞職されないのは、宰相の地位にあれば珍しく手に入れるのが難しい食材でも、城に献上されることがあったり、権力によって手に入れやすくなるからという説がもっとも有力です。
さすがは閣下。計算高くていらっしゃいますね。
おや、型に入れたぷりんを蒸している間に、もう一つお菓子を作られるようです。
実はぷりんというお菓子は、作ってから一日置いた方が卵臭さが抜けて美味しいのだと、閣下が見習いの料理人たちに説明しておられます。
へぇ、そうなんですか。作りたてじゃない方が美味しいこともあるんですね。ためになります。
閣下はあらかじめ寝かせておいた生地を取り出して、形を作ってゆかれます。
どうやらハバンナという焼き菓子のようです。チトセさんはくっきーだと言っていました。
蒸し終えたぷりんを魔力で稼動する氷室に入れて、ハバンナを焼き始めると、閣下は使った器具をご自分で洗われます。
いくら見学していた見習いたちが「自分たちが洗いますから」と言っても、閣下は首を横に振ります。
この辺りに閣下の几帳面さが現れているのではないでしょうか。
自分の道具は自分で手入れをする。
その職人気質に、見習いたちは更に閣下に心酔していくのでした。



お菓子作りはその過程も楽しいものですが、やはり食べてもらう時が一番でしょう。
閣下は焼き上がったハバンナを、いくつか見習いたちと味見をして、意見や感想などを求めた後、茶道具一式と共に厨房を出られました。
閣下は毎日、陛下のためにお菓子を作られるのですが、閣下の足は執務室とは別の方向に向かっています。
それは陛下がこの時間帯におられるのは、別の場所だとご存知だからです。
城のとある一角に、その部屋はありました。
重く頑丈な扉を叩くと、短い返事と共に扉が開かれました。
「宰相閣下、どうぞいらっしゃいまし」
「あぁ、邪魔をする」
にこやかに閣下を出迎えた人物は、初老の女性でした。
閣下がお茶時にここを訪れるのは、一年前からの日課となっているので、彼女も慣れたものです。
手際よく机の上を片付けて、閣下が用意されるのを手伝います。
「いつもすまないな」
「いいえ。ちょうど休憩時間でございますからね。チトセ以外の者は出払っておりますし。
それにご相伴にあずかれるのですから、これくらいのことは致しますわ」
「陛下も来ておられるのだろう?」
「えぇ、奥にいらっしゃいます」
ちょうどその時、女性の示した扉が開き、隣の部屋から件の人物が顔をお出しになりました。
「あぁ、やっぱり。いい匂いがしたから、そうだと思ったんだ」
陛下はにっこりとお笑いになると、後ろを振り返って呼びかけられます。
「チトセ、お茶の時間だよ」
「……う〜、今行きます」
首をベキバキならす音がして、チトセさんが出てきました。
そして既に用意が済んでいる机を見て、申し訳なさそうな顔をします。
「すみません。いつもここまで運んでいただいて」
朝とは打って変わって丁寧な口調で言いました。
正確に言うと、いつもは丁寧な口調なのですが、主に陛下のことについて頭に血が上っている時に、口が悪くなるようです。
次いでチトセさんは中年女性の方にも頭を下げました。
「室長もすみませんでした。本来なら下っ端の私が出迎えるべきですのに……」
室長と呼ばれた女性は、ころころと笑いながら言いました。
「気にすることはありませんよ。それよりも執筆の方は進んでいますか?」
「はい、おかげ様で」
チトセさんは現在、故郷に伝わる古い書物を、こちらの言葉で書いているのだそうです。
それも魔力が目覚めてから得た、興味があること限定の記憶力のおかげだと言います。
なんでもあちらで何度も何度も読み返して、一字一句残さず頭に叩き込んできたとか。
それが一つや二つではないというから、驚きです。
もはや執念と言っても過言ではないでしょう。
彼女はそれを仕事の休憩時間や就寝前を利用して、少しずつ書き溜めています。
いずれこちらの世界全土に普及させることが、彼女の野望なのだそうです。
城の片隅の書庫準備室で、魔王陛下と宰相閣下と書庫室長とその部下が、仲良く机を囲んでお茶しているなど、誰が想像出来るでしょう。
他国の者が見れば、異質な光景だと言うでしょうね。
しかし魔族の上層部ともなると、あまりに長生きな為か、細かいことはどうでも良くなるみたいです。
今の所、贔屓をしているという声も上がっていません。
書庫に回された予算が、今まで通りだからかも知れませんけれどね。
「美味しいですね、このサバンナ」
「チトセ、ハバンナだよ」
「……一文字しか間違ってないじゃないですか」
「チトセ、間違いを指摘されたら、素直に受け止めることが大事ですよ」
「う。はい、室長」
どうやらチトセさんは室長を尊敬しているらしく、彼女の言うことは素直に聞きます。
にこにこ笑いながらチトセさんにちょっかいをお出しになられている陛下をご覧になって、閣下はかすかに眉間のしわが薄れています。
何だかんだ仰っても、閣下は陛下の幸せを一番願っているのです。
室長もじゃれあっているように見える陛下とチトセさんを、温かい目で見守っています。
「いつも申していることですけど、いちいちこちらまで来られなくてもいいんですよ。
休憩時間も忙しくて、どうせお相手出来ないんですから」
遠回しかつ丁寧に、来られると迷惑であるという意味合いを込めて、チトセさんが言います。
それに対して陛下は、子どものように口を尖らせて返されました。
「また敬語になって。使わなくていいって言っているのに。
僕はチトセに会いたいから来ているだけだよ?
邪魔しないように大人しく部屋の隅から、チトセを見ているじゃないか。
それでも駄目なの?」
「駄目です。気になります」
天下の魔王陛下が部屋の片隅で膝を抱えて座りながら、じぃっとこちらをご覧になっている様子を想像してみてください。
気にするなと言われても、ものすご〜く気になりますよね?
「だって僕から会いに行かないと、チトセは僕の所に来てくれないよね」
「行く必要がありませんからね」
「会いたいと思わない?」
「は? 誰にですか?」
「僕に」
にっこりとお笑いになる陛下に、チトセさんもにっこりと笑い返して言いました。
「思いません」
「チトセのいけず」
「……抱きつかないでいただけませんか? へ・い・か?」
「反応が冷たい……」
隣の席のチトセさんを抱きしめられたまま、陛下は意気消沈してらっしゃいます。
チトセさんはと言いますと、そんな陛下を無視して、普通にハバンナを食べています。
まともに相手をすると余計に疲れるから、とはチトセさんの談です。
「あらあら、仲良しさんねぇ」
「室長、これのどこが仲良しに見えるんですか?」
ウンザリした声を上げるチトセさん。
「見えるわよ。そう思いませんか? 閣下」
「いや……それは……何とも言えんな……」 ふふと笑いながら同意を求める室長と、同意すんじゃねぇぞと目で訴えるチトセさん、チトセさんの首筋に顔を埋めつつ、横目で圧力をかける陛下に挟まれて、閣下は適当にお茶を濁しました。
どちらに転んでも、面倒になることは明白ですからね。
まぁ、大体、こんな感じで毎日のお茶会は開かれているのです。



夕餉を終えた閣下は、日記に今日あったことを、つらつらとお書きになります。
初めて城に上がった時からつけてらっしゃるので、すでにその冊数は数百冊に及んでいます。
その一頁、一頁に、思い出がたくさん詰まっているのです。
時折その日記を読み返して、あぁ、そんなこともあったのだなぁ、と懐かしく思われます。
特にチトセさんが来た辺りから、賑やかな出来事が続いています。
心労も多いですが、楽しいこと、嬉しいこともまた多いのです。
日記を書き終えた閣下は、明日の仕込みをして、ご就寝なさいます。
今日も寂しい一人寝です。
お休みなさいませ、閣下。
どうぞ、よい夢を。
そしてまた明日一日、頑張ってくださいましね。



さて、閣下の一日はいかがでしたでしょうか?
意外と普通?
まぁ、人生なんてそんなものですよ。
あまり劇的なものを求め過ぎると、目先の幸せを逃してしまいますからね。
皆さんもご注意ください。
そんな。余計なお世話だなんて仰らずに。ね?
そして毎度のご注意ですが、閣下他の心の声などは、わたくしたちの想像に過ぎません。
本心とは著しくことなる場合もございます。そのことをしっかりとご留意ください。
今日の「本日の閣下」は、わたくし、『敬愛する閣下を温かい目で見守り続ける会』、会員番号一〇七、シュパンネット=タカタがお送り致しました。
明日は会員番号二八六、ベルヘゾン=ツーハンがお送りします。
お楽しみに!(大嘘)